タイトルの通り3Dプリンターを購入しました。これまで(ラズパイカメラ用ケース・照明器具)にも3Dプリンターで色々作ったりしてきましたが、これらを作るときは3Dプリンターを貸してくれる作業スペースに行って使っていました。ですがそれだと移動する手間とか使用料金が発生します。だいぶ3Dプリンターの使用に慣れてきて使用頻度も上がってきたので、買った方が良いと思い購入しました。
購入したのはFlashForge製のDreamerという3Dプリンターです。
この機種を選んだのはこれらの理由からです。
- レビューサイト(Amazon、3D Engineer)で評価が高い
- 造形サイズがそれなりにある(225mm × 150mm × 140mm)
- 本体寸法が小さめ(485mm × 400mm × 335mm)
- ヒーテッドベッドがある
- 最小積層ピッチが0.05mmと細かい
- 日本代理店が存在する
個人で買う3Dプリンターの中でも高価な機種ではありますが、性能や保守対応が良さそうなので、これにしました。
実物が下記の写真です。大きさのイメージ的にはオーブンレンジといったところでしょうか。机の上にもなんとか置けます。
Dreamerにはそれなりの量の付属品があります。フィラメント(ABS白・PLA白がそれぞれ1リールずつ)、交換用ビルドシート、金属製ヘラ、などです。最低限必要な物は一式揃っているので、3Dプリンターを購入すればすぐに造形できます。
購入後の作業は若干の組み立てやフィラメントの挿入があります。組み立ての際には付属のSDカードに入っているマニュアル(英語・日本語)や紙のマニュアルを参考にするのですが、作成日が異なっているのかそれぞれのマニュアルに書いてあることが若干違います。紙のマニュアルに書いてあることが最新みたいですので、それを参考にするのが良さそうです。
Dreamerを動かすためにFlashprintというソフトウェアが付属しています。このソフトウェアのサンプルにSnakeというモデルがあったので、造形してみました。
造形したのが下記の写真です。使用した材料はABS、精度は標準(積層ピッチ0.18mm)です。造形時間は1時間3分、消費フィラメントは2.49mでした。
さすがサンプルモデルだけあるなといった感じで、結構綺麗に造形できています。ヒーテッドベッドのおかげでABSなのに反りが発生していませんし、骨のような部分の輪郭もくっきりしています。
とりあえず使ってみた感じ、なかなか良さそうな3Dプリンターです。もっと色々造形していこうと思います。
ラベル:3Dプリント