はじめに
前回は「音楽連動照明を制作中」という記事を書きましたが、今回はオーディオに関する記事です。音楽連動照明は現在作成中ですので、しばらくお待ちください。
今回作成したのはこれです。
何を作ったかというとFountek製5cmスピーカーユニットFR58CをFostex製8cmスピーカーボックスP800-Eに組み合わせるバッフルです。
(FR58Cの外観。画像はコイズミ無線から)
FOSTEX(フォステクス) P800-E スピーカーbox (P800E) 価格:1,576円 |
今回はこの作成したバッフルについて説明します。
目次
1. きっかけ
以前FR58Cと3Dプリンターで作ったスピーカーボックスを組み合わせて、スピーカーを作成したという記事を書きました。
上記のスピーカーとは別に、秋月電子で扱っている8cmスピーカーユニットF77G98-6をP800-Eに組み込んだスピーカーも作りました。
(この記事を書いているときに確認したのですが、秋月電子からF77G98-6の商品ページが無くなってました)
ただどちらのスピーカーもそこそこ鳴りはするのですが、どちらも音が良いとは言い切れず不満がありました。 そこでFR58CをP800-Eに組み合わせた音を試してみようと思いました。
しかし試そうと思ったはものの、FR58Cは5cm、P800-Eは8cmと大きさが全く異なります。よってそのままでは組み合わせることはできません。
ですので、5cmのスピーカーユニットを8cmのスピーカーボックスに組み合わせられるバッフルを作ります。 木材をカットして作る方法もありますが、私は木工の設備が無いため3Dプリンターで作ることにしました。
2. バッフルの作成
これが作成したバッフルの3Dモデルです。Fusion360で作成しました。
FR58Cはバッフルの内側(スクリーンショットの上側)にあるヘコみの部分に取り付けます。 多少は音質的に有利になるかな?と思い曲面を多めにしています。
造形した物がこちらです。
少しでも密度を高めるために、造形時の設定で充填率は90%と高めにしています。
おわりに
作成したバッフルをスピーカーユニットやスピーカーボックスに取り付けました。
秋月300円スピーカーにP800-Eを組みあわせたスピーカーと音を比較すると、FR58Cを使ったスピーカーの方はだいぶ中高音がすっきりしています。スピーカーユニットの口径が8cmから5cmへ小さくなったので低音の量は減りましたが、ボックスの容量が1.8Lと5cmスピーカーユニットに対しては大きいからか多少は出ています。
個人的には低音の量はあまり重視しないので、中高音が綺麗になったこちらの方が好みです。交換して良かったなと思える音です。
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