2015年05月10日

番外編 -キルヒホッフの法則2(計算)

前回はキルヒホッフの法則(第一法則と第二法則)について説明しました。
今回はキルヒホッフの法則とオームの法則を使って回路の計算式を作ります。大抵の電気回路はこの2つの法則を使えば計算式を作ることができます。


計算式を作る回路は電源が1つ、抵抗器が3つの回路です。

10_キルヒホッフの計算_1.jpg


計算式を作る準備として、電流と電圧(電圧降下)を考えます。
3つの抵抗器に流れる電流をそれぞれI1[A]、I2[A]、I3[A]とします。

10_キルヒホッフの計算_2.jpg

点A-点B間の電圧をV1[V]、点B-点C間の電圧をV2[V]とします。
10_キルヒホッフの計算_3.jpg

電流と電圧を回路に加えると、このようになります。
10_キルヒホッフの計算_4.jpg

上の回路を元に計算式を作っていきます。
キルヒホッフの第一法則(入ってくる電流の合計と出ていく電流の合計は同じ)より以下の式が成り立ちます。
I1=I2+I3

キルヒホッフの第二法則(起電力の合計と電圧降下の合計は同じ)より以下の式が成り立ちます。
E=V1+V2

オームの法則(V=I×R)より以下の式が成り立ちます。
V1=I1×R1
V2=I2×R2=I3×R3

オームの法則とキルヒホッフの法則を使い、4つの計算式を作ることができました。
実際に電圧や電流を求めたい場合は、これら4つの式を解いていけば求めることができます。
このようにオームの法則とキルヒホッフの法則を使うことで電気回路を解いていくことができます。


次回はまたArduinoを使った何かに戻ろうと思います。今のところ、温度センサーを使った何かをしようと考えています。


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posted by ました at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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