2015年11月08日

3Gカメラ -第1回:概要

I2Cを使って何か作る予定でしたが、知人から「Arduinoを使って写真を撮って、その写真をSDに保存するのと3G(携帯電話の電波方式)で飛ばすのをしたい」と頼まれたので、今回からそれを作っていきます。


目次



1. 概要

作りたい物の概要を以下に記します。なお、制御は全てArduinoが行います。
  1. カメラで写真を撮影
  2. 撮影した写真をSDカードへ保存
  3. SDカードに保存されている写真を読み込み、3Gモジュールを使って送信
nov08_ブロック図_1.png
図1 概要


2. 部品一覧

使用する部品を決めます。ただ部品は知人から指定されているのでここでは部品を紹介するだけです。

種類:Arduino
品名:Arduino Mega 2560

種類:カメラ
品名:Miniature TTL Serial JPEG Camera with NTSC Video

種類:SDカードシールド
品名:SparkFun microSD Shield

種類:3Gモジュール
品名:3GIM

これ以外に電源として12[V]出力の太陽電池を使用する予定です。


3. 接続の検討

使用する部品とArduinoの接続を検討します。なおSDカードシールド(電源:3.3[V] インターフェース:UART/5[V])はすでに商品化されているので検討しません。

太陽電池(12[V])とArduino

Arduino Mega 2560の推奨動作電圧は7[V]〜12[V]ですので、そのまま接続します。

カメラとArduino

使用するカメラの電源とインターフェースの仕様は以下の通りです。
  • 電源:3[V]〜5[V]/最大消費電流75[mA]
  • インターフェース:UART/3.3[V]
電源はArduinoの5[V]出力を使用します。Arduinoには3.3[V]出力もありますが、3.3[V]出力は最大出力電流が50[mA]なので使用できません。
インターフェースはUARTなのでArduinoと接続が出来ます。ただし、カメラは3.3[V]に対してArduinoは5[V]ですので、5[V]-3.3[V]レベルシフタを使用する必要があります。

3GモジュールとArduino

使用するカメラの電源とインターフェースの仕様は以下の通りです。
  • 電源:3.6[V]〜4.2[V]/最大消費電流800[mA]
  • インターフェース:UART/3.3[V]または5[V](IOREFピンにて選択可)
インターフェースはUART/5[V]を使用できるので、Arduinoと直接接続できます。
一方、電源は3.6[V]〜4.2[V]ですのでArduinoから直接供給できず、別の電源を使用する必要があります。参考URLでは三端子レギュレータAZ1117H-ADJが紹介されているので、これを使い3.7[V]を作ります。

三端子レギュレータを使用しますので、三端子レギュレータ用の電源が必要です。説明は省略しますが電源は出力電圧より1[V]〜2[V]高いくらいがよいです。幸い知人がDC-DCコンバータ(in:12[V] out:5[V] )を持っているのでこれを使用します。


検討結果をまとめると、回路は図2のような構成になります。

nov08_ブロック図_2.png
図2 回路構成


回路の構成ができましたので、次回から作っていきます。


Arduino Mega 2560 Rev3

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posted by ました at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作の実践 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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