2016年02月07日

文字表示器 -第6回:表示の基本動作

はじめに

前々回でキャラクタLCD AQM0802を使用した文字表示器が動くようになりました(図1)。今回は表示の基本動作を説明します。

P1000539.jpg
図1 動作時の文字表示器


目次



1. 基本の表示(8文字以内)

AQM0802は8文字×2行の文字を表示することが可能です(図2)。文字の位置は(文字,行)で表されます。一番左上が(0,0)です。

feb02_AQM0802_1.png
図2 AQM0802のイメージ

例えば、AQM0802に「(0,0)に文字列"ABCD"を表示」と命令した場合は図3のようになります。

feb02_AQM0802_2.png
図3 (0,0)に"ABCD"を表示

新しい文字は前回入力した文字の次の位置から入力されます。例えば、図3の状態から「文字列"XYZ"を表示」と命令すると、図4のように(4,0)から表示が始まります。

feb02_AQM0802_3.png
図4 図3の状態から"XYZ"を表示

もし"XYZ"を(0,0)に表示したいのなら、「(0,0)に文字列"XYZ"を表示」と命令する必要があります。ただし、前回表示した文字はそのままですので、(3,0)にDが表示されたままとなります(図5)。

feb02_AQM0802_4.png
図5 図3の状態から(0,0)に"XYZ"を表示


2. 9文字以上の表示

AQM0802が一度に表示できる文字数は8文字ですので、9文字以上は表示できません。
例えば、「(0,0)に文字列"ABCDEFGHIJK"を表示」と命令しても"IJK"は表示されません(図6)。

feb02_AQM0802_5.png
図6 (0,0)に"ABCDEFGHIJK"を表示

表示は8文字までですが、内部処理ではそれ以上の文字を扱えます(図7)。そのため文字を表示した後に「表示をスクロール」という命令を行うことで、"IJK"まで表示することができます(図8)。ただし、一度に表示できるのが8文字というのは変わりませんので、"ABC"が見えなくなります。

feb02_AQM0802_6.png
図7 図6表示時の内部処理

feb02_AQM0802_7.png
図8 図6をスクロール

AQM0802とオレ工房さんのライブラリを組み合わせた場合、内部処理で扱えるのは40文字×2行です。41文字目は(0,1)に、81文字目は(0,0)に表示されます。また、(39,x)の文字は(0,x)の左隣に表示されます。
図9は「(37,0)に文字列"ABCDEFG"、(37,1)に文字列"abcdefg"を表示」したときのイメージです。

feb02_AQM0802_8.png
図9 (37,0)に"ABCDEFG"、(37,1)に"abcdefg"を表示


まとめ

AQM0802で表示を行う際の基本動作を説明しました。以下にまとめます。
  • AQM0802は8文字×2行の表示が可能
  • 9文字以上の文字はスクロールさせることで表示が可能
  • 内部で扱えるのは40文字×2行まで
次回はこれらの基本動作をArduinoで行います。


参考資料

  1. 作者名:TOMO. "I2C液晶のArduinoライブラリ - ST7032". サイト名:オレ工房. http://ore-kb.net/archives/195, (参照日:2016-02-07)
  2. 作者名:Arduino. "LiquidCrystal Library". サイト名:Arduino. https://www.arduino.cc/en/Reference/LiquidCrystal, (参照日:2016-02-07)


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ラベル:LCD
posted by ました at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作の実践 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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