はじめに
今回はBluetoothモジュールRN-42の仕様を確認します。
目次
1. 使用する部品
RN-42は秋月電子に売っていますが、そのままですとブレッドボードに実装できません。
図1 RN-42(秋月電子 通販コード:M-07612より引用)
ブレッドボードに実装するには2.54mmピッチのピンが付いていなければなりません。方法は色々ありますが、私が行ったのはRN-42 2mmピッチ変換モジュールと2.54mmピッチ変換基板を組み合わせる方法です。
この2つを組み合わせることでRN-42をブレッドボード上に実装できます。
図2 RN-42 2mmピッチ変換モジュール(秋月電子 通販コード:M-08690より引用)
図3 2.54mmピッチ変換基板(秋月電子 通販コード:P-05060より引用)
この2つの部品を使っていきます。
2. 電源周り
RN-42の電源に関する仕様です。
図4 RN-42電源仕様(RN-42データシートより引用)
重要な電源電圧は3.3[V]、最大消費電流は送信時に100[mA]です。
Arduinoにも3.3[V]出力はあるものの最大出力電流は50[mA]ですので、RN-42を動かすには新しく3.3「V]電源を用意する必要があります。
幸いにも2.54mmピッチ変換基板に出力電圧3.3[V]、最大出力電流150[mA]のレギュレータがあります。ですのでRN-42の電源には2.54mmピッチ変換基板のレギュレータを使います。
3. I/O周り
RN-42のI/Oに関する詳細です。
図5 RN-42 I/O詳細1(RN-42データシートより引用)
図6 RN-42 I/O詳細1(RN-42データシートより引用)
ピンはたくさんありますが、およそ3つに分類できます。
- 電源関係
- シリアル通信関係
- 初期設定関係
電源関係やシリアル通信関係のピンはArduinoの専用ピンと接続すればよいです。
初期設定関係は設定項目や設定値を確認しながら、接続する必要があります。デジタルピンですので、High/Low固定にするかArduinoのI/Oピンと繋いで切り替えられるようにする方法などがあります。
まとめ
簡単ですがRN-42の仕様を確認しました。次回はRN-42を使うための回路を検討します。
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ラベル:無線