前回は作り直した音楽連動照明について外装を中心に説明しました。
今回はこの照明を実際に使い、光りに関する機能を説明します。
この照明は光り方を3つのモードに切り替えることが出来ます。
- 通常 :普通の照明のように一定の明るさで点灯する
- ゆらぎ :明るさを不規則にゆっくりと変化させる
- 音楽連動:入力された音の大きさに合わせて、明るさを変化させる。音の入力はAUX端子とマイクの2種類がある
これらの機能は基板にあるトグルスイッチ(下図の「Mode」と書かれているスイッチ)で切り替えます。Normalが通常、1/fがゆらぎ、Musicが音楽連動です。
その他のスイッチや半固定抵抗(青いダイヤル)については、このようになっています。
- Power:電源のオン・オフ
- Response:音楽連動モード時の応答速度
- Blightness:通常モード時の明るさ
- AUX Vol:音楽連動モード時のAUX端子からの音量設定
- Mic Vol:音楽連動モード時のマイクからの音量設定
音楽連動照明を実際に動かした動画をYouTubeに上げました。
以上で説明したことが音楽連動照明の機能です。
マイコンはATMEGA328Pを使っており、Arduinoと互換性を持たせております。ですので外付けのUSB-シリアル変換モジュールを使えば、音楽連動照明のスケッチを書き換えることが出来ます
当初はこれの販売を考えていたのですが材料費が結構かかってしまったため、販売するなら売値が7千円〜1万円と結構高めになってしまいそうです。
ですので、Arduinoシールド単体で動くように簡素化し、安価になるよう設計を変更中です。